2019年12月3日火曜日

ジョン・バリー作曲集 #7
John Barry - Robin And Marian ( 1976 )
よく人から、一番好きな作品は?と聞かれるが
洋画なら「ロビンとマリアン」と答えている。
此の映画のタイトル、最初は「ロビンフットの死」だったが
製作者からイメージが暗いと反対され、こうなったとか。
確かにラストの此の場面を観ると従来のロビンフット映画を
裏切るような暗い結末となっている。
貴方が殺されるのを見るくらいなら
一緒に死にましょうとロビンに毒を盛るマリアンを
誰が想像しただろう。
それでも此の映画が素晴らしいのはアクション映画として
007以来と思うがロバート・ショーとの
壮絶な対決は、重く太い西洋の剣の迫力もあり見応え充分。
そして、どの場面も、そのままポスターに出来る
デヴィッド・ワトキンの映像の素晴らしさ。
監督リチャード・レスターの編集のセンスも良く
それに、彼とのコンビが多い作曲家ジョン・バリーが書いたスコアが
アカデミーを取った「冬のライオン」並みの重厚感に
年老いたショーン・コネリーとオードリー・ヘプバーンの
切ない愛を歌い上げて泣かせる。
やはり此れが洋画では一番だ!




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