2019年8月30日金曜日

CINE JAZZ #17
クール・ワールド(1964) : Mal Waldron 
マル・ウォルドロンは作曲家だが
ピアニストでもあり
チャーリー・ミンガスの名盤「直立猿人」に参加している、
また晩年のビリー・ホリデーのピアノ伴奏を
彼女が亡くなるまで務めた事でも有名。
生前の彼女と共作した”レフトアローン”は名曲。
彼が此の映画「クール・ワールド」の音楽を
担当したのは、その後。
当時は、まだ珍しかったアフリカ系女性監督
シャーリー・クラークに依るN.Y.ハーレムが舞台の
ドキュメンタリー風の黒人少年映画音楽に
作曲家マル・ウォルドロンが集めたメンバーは
トランペットにディジー・ガレスビー
ユーゼフ・ラティーフのサックス
アート・テイラーのドラムに、ピアノは勿論自分で
完璧なモダンジャズのスコアを提供した。
私はアナログLP盤を持っているが
今聴いても、旬のジャズメンの演奏は鳥肌ものだ。





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