CINE JAZZ #16
或る殺人Anatomy of a murder (1959):"Duke" Ellington
年代順からすると少し時間は戻るし、此れは
所謂モダンジャズではない様な気がするが
それでも”シネジャズ”に入れて置きたい。
先に「黄金の腕」でも紹介した社会派監督
オットー・プレミンジャーの此の作品はレイプ事件の法廷劇。
その音楽に当時、米国ジャズ音楽の既に重鎮だった
デューク・エリントンを起用。
彼はピアニスト、バンドリーダーそして
「キャラバン」「ムードインディゴ」と、数々の
ソングライティングの才能は”公爵”どころか
”皇帝”と呼ぶべきだろうが
此の作品でも重厚なジャズ・サウンドが
当時、新進デザイナーのソール・バスの斬新なタイトルと共に
素晴らしい効果を生んでいる。
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