2019年6月22日土曜日

Viva Maria ! - Générique : L'Irlandaise (Georges Delerue)
昨夜BSでオンエアされた「ビバ・マリア」をご覧になったかな?
フランスの監督ルイ・マルがハリウッド映画の様な
スペクタクル超大作を狙ったのに驚かされる。
彼は此の後も「プリティ・ベイビー」「アトランティック・シティ」等
何度か米国を舞台にした作品を作って居る。
それで此の音楽を担当したジョルジュ・ドルリューだが
昨日のヌーヴェルヴァーグ映画のカメラマンと同様
彼もヌーヴェルヴァーグ映画の作曲家として
トリフォーの「ピアニストを撃て」に始まり「柔らかい肌」「終電車」
トリフォーの遺作「日曜日が待ち遠しい」までスコアを書いた。
途中、何本か抜けたのは、ゴダールの「軽蔑」に彼が
素晴らしい曲を付けたのに対する嫉妬からかな?
まあドルリューはヌーヴェルヴァーグ映画だけでなく
ハリウッドに招かれ、フレッド・ジンネマンの「ジュリア」
マイク・ニコルズの「イルカの日」に
ジョージ・ロイ・ヒルの「リトル・ロマンス」
イタリアのベルナルド・ベルトルッチの「暗殺の森」と
世界映画史に残る名画の音楽を担当した当にマエストロ。





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