「ラッキーナンバー7」(2006)
少し前の作品だからブルース・ウイルスが若い!
でも主役は、もっと若いジョシュ・ハートネット。
彼がマフィアの争いに巻き込まれ
人殺しをせざる得なくなる・・・というの導入。
今、私は花粉症の薬を飲んでいるので
食後の録画映画鑑賞は、やたら唐突な展開に筋が分からず途中で寝てしまった。
それで後日、再度挑戦した訳だが
実は、その前半は観客を騙す引っ掛けで
ここからネタバレ
話は、そのマフィアに父親を殺された少年が
本当は自分も殺されるはずのところを
殺し屋に命を救われ、20年後そのマフィアに復讐する物語。
20年後の少年がジョシュ・ハートネット。
少年の面影を残す此の俳優の初々しさが良い。
又その復讐を手伝うのがブルース・ウイルス。
これもストイックで適役。
そして悪役が強いほど映画は面白いの定説通り
悪役はモーガン・フリーマンとベン・キングスレー
どちらも名優だけに”悪”に存在感がある。
監督ポール・マクギガンはスコットランド出身
相当な映画マニアらしく劇中に007の俳優当てごっこや
007の歴代ボンドガールでは唯一の中国系ルーシー・リュー
を主人公の相手役に起用するなど良い趣向をしている。
登場人物が全てユニークなキャラクターで
映像もセットもスタイリッシュでで楽しめるが
話の展開が全く読めず、花粉症の薬を飲んでなくとも
ボーッとしてたら寝てしまうかもしれない。
その”謎解き”は、ラストの10分くらいで
明かされる訳だが、緻密に構成されたシナリオなので
う~ん、なるほど!と感心してしまう。
私は”殺し屋”を纏めてこんなBOXにしているのだが
此処に入れたい。
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