2018年4月3日火曜日

ハーモニカを使った映画
ONCE UPON A TIME IN THE WEST( Frank):Ennio Morricone
邦題は「ウエスタン」と、そのものズバリの西部劇。
セルジオ・レオーネがハリウッド大資本で
スペインの映画村ではなく本場米国西部ロケで撮ったもの。
パートナーの作曲家エンニオ・モリコーネは
此れに主人公”ハーモニカ”(チャールズ・ブロンソン)の
イメージを此のフレーズで象徴的に表し
敵役ヘンリー・フォンダの記憶を覚まさせるという
手法を使った。
それは自分の肩の上の縛り首の父親をハーモニカを
吹かせられながら支えるという残酷なもので
まさに映画の”コア”となっていた。

ハーモニカという小さな楽器
使い方によっては陽気な気分を出せるが
それでも大方は淋しく哀しい場面に使われる。
ジーパンのポケットに入れて、誰も居ない所で
黄昏時に吹けたらイイな〜と思いつつ七十余年。




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