ジョルジュ・ドルリュー作曲集 その7
柔らかい肌 (1963) : Georges Delerue
監督フランソワ・トリフォーとのコンビ3作目。
新聞の三面記事からトリフォーと
ジャンヌ・モローの元夫ジャン・リシャールが
脚本を起こした、いわゆる不倫もの。
中年の文芸評論家が講演旅行で乗った飛行機の
スチュワーデスと恋に落ちる。
そのスチュワーデスを
カトリーヌ・ドヌーブの姉で若くして自動車事故で亡くなった
フランソワ・ドルレアックが演じた。
トリフォーは”柔らかい肌”という題名通り
男性目線で大人の恋をロマンチックに描いているが
結果は悲惨な結末。
その甘さと儚さをドルリューが見事に
バロック音楽的に表現して
ドルリュー・マニアには、たまらない名曲。
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