ジョルジュ・ドルリュー作曲集 その8
ビバ !マリア(1965)
「死刑台のエレベーター」のジャンヌ・モロー
「私生活」のブリジット・バルドーを組み合わせて作った
ルイ・マル監督のアクション・コメディー。
南米の架空の国に流れ着いた酒場歌手と踊り子が
その国の革命戦士に惚れ、ヒト肌どころか
ルイ・マルだけに丸ごとストリップするサービス。
さすがに当時フランスを代表する大女優二人だけに品が良い。
しかし監督の著書「マル・オン・マル」によれば
その撮影現場は女の見栄の張り合いで
映画以上の凄まじい修羅場が展開されたとか?
ジョルジュ・ドルリューの音楽はパリ・ミュゼットを
中心に、コメディらしく楽しいものばかり。
それでも革命戦士とのラブ・シーンに流れる
甘美なメロディーは甘く切ない。
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