2017年11月11日土曜日

Cal Tjader-What are you doing the rest of your life
なんとなくヴィブラフォンの音色が恋しくて
昨日のゲイリー・バートンから此のカル・チュダーへ。
モダン・ジャズの中で彼の評価は低いが
私のスタンダード・コレクションには彼のカヴァーが必ず登場する。
(つまりミシェル・ルグランの此の曲も)
少し調べて観たら彼の経歴が面白い。
Cal Tjaderカル・テイダーと発音するのは
スウェーデン人の両親、それも父がタップダンス
母がピアノという音楽一家に育ち
幼い頃からタップのピアノ伴奏をさせられていたらしい。
その軍隊で医者にさせられ
除隊してからサンフランシスコの大学で
打楽器などの本格的な音楽教育を受け
デイブ・ブルーベックと出会いバンドに参加。
その後、ジョージ・シアリングと大物のレコーディングに
その名を残している。
ラテン・ブームの時代の波に乗り、独立。
カル・テイダーモダン・マンボ・クインテットを結成
マーティン・デニーの”エキゾチカ”とは違う路線で成功した。
ティム・バートンの映画「ビッグ・アイズ」に
彼の名前と同じミュージシャン兼ジャズ・クラブのオーナーが
出てきたのには嬉しくなった。
おそらくサンフランシスコでは有名なジャズ・クラブだったのだろう。





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