「二ツ星の料理人」(2015)
題名通り”二つ星”のシェフが”三つ星”を狙う話である。
主役のブラッドリー・クーパーはご覧の通り
髭を伸ばしても良い男。
2011年「ピープル誌」で最もセクシーな男に選ばれ、その後
三年連続でアカデミー主演男優賞にノミネートされている
演技でも実力派。
その彼がヤク中で、キレやすい料理人を演じる。
パリで、そこそこ成功した後、何故か失踪し
ロンドンに舞い戻って”クスリ”を断ち
昔の仲間を集め、”ミュシュランの三つ星”を狙う。
名シェフだが性格が傲慢な為
その前に様々なトラブルが起きてしまう。
クロサワの「七人の侍」が好きだと当人が云う様に
結局、キッチンはチーム・ワーク
仲間たちの助けが無ければ、完璧な料理は作れない
という当たり前の事に気付いてハッピーエンド。
フレンチのヌーベル・キュイジーヌがテンポよく編集され
縁のない私でもジュルジュル涎が出てくるシーンの連続。
でも怒声が飛び交うキッチンで彼にコキ使われるのは
幾ら料理好きの私でもゴメン。
とにかく此の作品、グルメ映画DVDコレクションに入れた。


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