2016年11月28日月曜日

BS-2「そして誰もいなくなった」第一部
アガサ・クリスティ原作が元の3部作のTVドラマ。
再放送している”名探偵ポアロ・シリーズ”も
毎回、溜息が出るほどの英国独自の映像の美しさだが
此の新作、冒頭からピーター・グリナウェイの作品の様な
スタイリッシュな映像にゾクゾクさせられる。
まったくハリウッドのSFスペクタクルが世界を席巻している間に
英国映画は地道に、その完成度を高めている様に思える。

有名な物語だから話す必要も無いが
第一話は謎のオーエン夫妻に招待された
お互い身も知らぬ同士の8人が
絶海の孤島の館に集められる。
此の”兵隊島”と呼ばれる島の形が凄い!
真ん中に大きな火口の様な穴が空いており
それが奈落の様に深い。
その島の頂上に此の館は建っていて
迎えの船が来ない限り、島からは出られない。
まず招待した主不在の晩餐の後、館にレコードに録音された
それぞれの罪状を告発する声が鳴り響き
8人の中の1人が毒殺され
続いて館のメイドも死んでしまう。

前からテーブルに置かれて居た兵隊人形は10個
執事とメイドを足せば館には10人。
2個消えている事に残った人々は気付かされる。
そして、それぞれ自分は無実だから
殺される筈は無いと過去の出来事を思い出す・・・。

だいたいアガサの登場人物は多過ぎて
誰が誰やら途中で判らなく成るのが普通だが
よく此れだけ強いキャラクターの俳優を集めたと思う程
裁判官を演じたチャールズ・ダンスは
数々の話題映画に出演している名優。
サム・ニールも「ジェラシック・パーク」に出ていた。
とにかく個性的な容姿と演技力で選ばれた俳優ばかり。
結局、最期に全員が題名通り
”誰もいなくなる”のは判っているが
後の二回が楽しみ。

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