2016年6月7日火曜日

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Ngalamuning Ati - Waljinah
そんなワケで昨日の午後からクラシックから
急遽インドネシア音楽へ路線変更。
上のジャケットは”インドネシアの美空ひばり”と
云われるワルジーナ。
(化粧の濃さはデビ・スカルノが引き継いでいる)

インドネシアの音楽は、その国が多数の島々で
構成された歴史的、地域的事情により
世界民族音楽分布でも特殊な発展を遂げている。
バリ島のガムラン音楽を始めとして
島々で異なる音楽様式を持っている。

今日の1曲は”クロンチョン”と呼ばれる
大衆音楽、つまりインドネシアの歌謡曲。
古くはポルトガルの宣教師が運んだギターに始まり
ヒンズー、イスラムの宗教音楽が混じり
大衆音楽としてジャンルが確立された。
少女の様な可憐な声で歌われるエキゾチックな
メロディは、その地へ行かれた人で無くとも
郷愁を感じる事だろう。
それは、沖縄のメロディにも似て
アジアが海で繋がっている証拠でもある。

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