2019年7月5日金曜日

Mark Mothersbaugh "MYOPIA"
今日、紹介するのは元テクノ・バンド”DEVO"の創立メンバーであり
今や現代アート界でも、ユニークな存在のマルチ・クリエーター
マーク・マザーズボー。
以前にも”畜光シルクスクリーン”で紹介した筈だが
彼が去年、ギャラリーでやった個展"MYOPIA=近視"が面白そうだ。
元々DEVOはシンプルな楽器構成のミュージシャンだったが
此の楽器は、子供の玩具みたいで興味をそそられる。
それでも彼らしく自由に描いた作品群は
私にとって、アンディ・ウォーホル等より
遥かに魅力を感じる。
私のお気に入りの彼の作品を並べると
その現代性を持ったシニカルなテーマに
人間の表情の深い洞察力は彼独自の世界。
彼の精神が”DEVO”の頃と
少しも変わっていないのに驚かされる。
一見、良くある”ヘタウマ”風なタッチだが
此の自画像など、その技術的な巧さに唸ってしまう。

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