2016年1月24日日曜日

ニコラス・レーリッヒ(1874~1947)
ロシア読みではニコライ・リョーロフとも呼ばれる此の人は
画家にして宗教学者でもあり文学、考古学にも秀でた知識人であった。
主題を求め、世界各地を放浪したコスモポリタンで
最後はインドのパンジャブで生涯を終えている。
精神世界をヒマラヤの風景と重ねた
絵画のスケール感と神秘的な美しさは、彼独自のもの。
あの有名なストラビンスキーのバレエ「春の祭典」の
舞台美術を手掛けたと言う。
下は、その魅力を少しでも伝えたいと
N.Y.のニコラス・レーリッヒ美術館のサイトから集めた作品。

微妙な岩肌の色は現地の岩を削って絵の具に混ぜたとか?
ネパールかチベットかヒマラヤの麓にも
彼の小さな美術館が在るらしいので、いつか、訪ねてみたい。

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