2015年6月4日木曜日

外国映画
 エドワード・ノートン(1969~)
彼のデビューはオーディションで勝ち取った「真実の行方」
此の演技でゴールデングローブ助演男優賞を得て
そして米英両国のアカデミー賞にノミネートされたのが
27歳の時だから、遅咲きの俳優である。
しかし、その後はミロス・フォアマンやウディ・アレンの
監督作品に起用され「アメリカン・ヒストリーX」では
再びアカデミー主演賞にノミネートされた。
「僕たちのアナ・バナナ」では主演と監督も務めた。
2001年には名優マーロン・ブランドと
ロバート・デ・ニーロを相手に
身体障害者を装う小狡い泥棒を演じ、その憎たらしさが
映画の鍵を握っていた。
彼のキャラクターを一言で云えば”屈折した男”
コンプレックスから異常な犯罪者に成る
という役が多い。
ウィーンを舞台にした「幻影師アイゼンハイム」でも
本物の奇術師か詐欺師か?曖昧な処は
彼の持つ狂気に繋がり、華奢な身体は
意外に見えた「インクレディブル・ハルク」も
変身した後(C.G)は、ともかく
ヒステリックに”怒り”を漲らせるのはハマッていた。
此の”悪役列伝”007シリーズに登場させても
その陰湿さに於いて不思議は無いから
何れ貫禄が付いたらヤリそうな予感がする。
どうやら彼はイエール大学で日本語を学び
日本にも過去に1年弱住んでいて
NOVAのテキストに登場したらしいので、その内
日米合作映画に出て来るかも知れない。
勿論、悪役だろうけど・・・。

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