2015年3月31日火曜日

 外国映画篇
クリストフ・ヴァルツ(1956~)
彼はタランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」で
カンヌ国際映画祭(2009)で男優賞(ブラッド・ヒットが主演の筈)
米国アカデミー助演男優賞とW受賞している。
此の映画、さほど完成度の高い作品とは思われないが
それらの映画祭の審査員が彼の演技力を高く評価しての事だ。
私が彼に注目したのはポランスキーの「おとなのけんか」
ジョディ・フォスターとケイト・ウィンスレットが
題名通り子供の喧嘩が大人の喧嘩に発展するコメディ。
片方の亭主役の彼が面白かったが
それは『イングロリ・・・」の後の作品。
珍しくタランティーノが娯楽映画らしく無い
黒人奴隷時代の人種問題を扱った「ジャンゴ繋がれざる者」で
彼は二度目の米国アカデミー助演男優賞(2012)を得た。
(どちらもタランタランティーノ作品というのが不思議)
残念ながら私は観ていないが
ティム・バートンの新作「ビッグ・アイズ」では主役だ。
彼は父親がドイツ人、母親がオーストリア人
現在はイギリス在住らしいが
それも現在撮影中の「007スペクター」の親玉役の為か?
悪役ヅラでは無いが非情冷徹な憎々しいカンジは演技力。
暫くはボンドの新しい強敵になりそう。

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