2015年2月27日金曜日

今時の悪役10人-その7と8
長谷川博己(1977〜)
博己と書いて”ひろき”と呼ばせるのだそうだ。
文学座待望の新人と期待されたが直ぐ退団
TVを中心にトレンディ・ドラマで人気が出る。
「セカンドバージン」「鈴木先生」そして
あの人気ドラマ「家政婦のミタ」の夫役でブレイクする。
しかし、蜷川幸雄の舞台で鍛えられた癖の有る演技は
”悪”を演じると別の表情を見せ
何とも不気味な雰囲気を醸し出す。
「MOZU」で演じた東和夫役はシェークスピア劇の
悪役の様に”悪”を唄い上げ、それまでに無い
キャラクターを造り上げた。

同じく「MOZU」で長谷川の用心棒兼殺し屋を演じた
此の役者が
吉田鋼太郎(1959〜)
劇団四季、シェークスピア・シアターそして蜷川幸雄の舞台と
先の長谷川と同じ道を歩むが、
NHKの朝ドラ「花子とアン」では、まだ人の良い役だったが
その体格や風貌から荒々しい役柄が増え、
「MOZU」では人間離れした
肉食獣の様な殺し屋を気持ち良さそうに演じていた。
最近CMにも登場し、上の長谷川同様
善の道へ行くのか?悪の道へ行くのか?
当人も事務所も悩んでいる処だろう・・・と
此処まで書いた処で花粉症の薬が効いて眠く成って来た
嗚呼・・・もうダメ。

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