2014年11月14日金曜日

展示計画:その16
”ナーダム”

此れはモンゴルの”ナーダム”を何度か取材して
それら全てを1枚の絵に残したもの。
”ナーダム”とは相撲、弓技、競馬の
3つの技を競うモンゴル人の競技会。
首都ウランバートルから少し離れた
広い野原の屋外競技場で何日も
繰り広げられる,其れらの競技は
スポーツというより、モンゴル人の祭典の様なもの。
なかでも人気のあるモンゴル相撲は
日本相撲の土俵な様なものは無く、相手の肩を大地に
投げつけるまで勝ちとならない。
現在,日本の角界のトップが殆どモンゴル人なのは
そんな厳しいルールから来る強さなのかもしれない。
1場面の中に勝者敗者の喜怒哀楽、親子の情愛
そして若者たちの青春も描いたつもりだ。
 
 
上記のものは初期の作品なので
解像度の設定が低く,ご覧の様にピントが甘い。
今回の展示にあたり、作品をリマスター・リタッチし
上記のものより、更に鮮明な画像にするべく
かなりの時間をかけたので、会場に展示した作品は
それぞれの人物の表情が存分に楽しめると思います。
大画面の中、何処かに取材する
カメラを持ってボーダー・シャツの私も居ますから
あの”ウォーリーを探せ”のように
展覧会場で、ゆっくり探して下さい。

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