2014年8月21日木曜日

木村沙織
彼女はWGP2014東京大会前日
8月19日誕生日を迎え28歳になった。
思えば15歳で全日本に招集された、あどけない少女(さなぎ)が
いつの間にか見事に美しい女(蝶)に変身していた。
アテネ、北京、ロンドンと3度のオリンピックに出場
Vリーグで東レを3連覇に導き
その後、トルコ・リーグのワクフバンク、ガラタサライに移籍
海外で2年もプレイし、現在は古巣の東レに戻り
今や全日本のキャプテンとしてチームを牽引している。
ずっと彼女の成長を見守って来た私は
TVのモニターに映る彼女が眩しい。
それは総てをバレーというゲームに打ち込んで来た
女性の生き様が輝いているからだ。
此のサイトでトルコ時代の不遇を何度も書いたが
天才と云われた彼女も海外では通用しない
高い壁が有った。
それは日本女子バレーの特徴でもあるコンビ・プレイが
語学力の乏しく、内向的な性格の彼女は
出来なかったのだ。
背は高いが海外のパワフルなスパイカーに圧倒され
控えに回るしか無かった。
そして、今その反省も込め
筋力トレーニングでスパイクの強さを増し
世界の高さを知ったブロックを決めている。
監督・真鍋政義はトルコまで出向いて何度も
彼女の”ロンドン燃え尽き症候群”「もう引退したい!」
という気持ちを解(ほぐ)し
新たに全日本キャプテンという重責を追わせる事で
やっぱり金色のメダルが欲しいと云う
彼女の”ヤク気”を引き出した。
普通の人生なら、まさに”オンナの崖っぷち=28歳
そこで精一杯、頑張っている木村沙織に
心からエールを送りたい。

頑張れ全日本女子バレー!

1 件のコメント:

  1. <速報>
    対トルコ戦 3:0 全日本のストレート勝ち
    どうやら監督・真鍋の新戦略”ハイブリッド6”は
    効果的な様だ。
    迫田さおり等の欠場もあり
    まだ50%しか完成していないと
    彼は云うが、どうしてどうして
    ヨーロッパ・バレーの完成形
    ロシアとトルコを相手に此れだけの
    結果を出したのだから、まずはGO !だろう。
    後2年、木村沙織以来の逸材と云われる
    ルーキー古賀紗理奈もレギュラーに
    加われば更に進化する可能性大だ。

    それにしてもトルコ時代、冷や飯を
    食わされていた木村沙織は今夜
    その屈辱を晴らしたに違いない。
    その気持ちをトルコの試合中継を
    していた吉原さんが少し触れていた。
    吉原さんも当時、悔しかったのだろう。

    ”めぐカナ”コンビ復活と解説に
    引き出されていた栗原恵
    まだ現役と紹介されていたから
    本当は”ハイブリッド6”に
    ミドルとして参加したいと思っているはず
    いや、させたいのは
    私だけでは無いだろう。
    そして狩野舞子もセッターとして
    リオに間に合えば良いのだが
    美しい選手はコートの中で更に
    美しさが増すのだ・・・なんちゃって。

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