2014年5月26日月曜日

”兄貴”のステーキ。
昨日は私の長兄の四十九日の法要で栃木へ。
納骨の後の精進落としで沢山の御馳走の中に
大きなステーキが。
さすがの私も食べきれなくて・・・は想定内
持って行ったビニール袋に、入れて持ち帰る。

昨日は暑かったから大丈夫かとも思ったが
火の通った牛だからセーフ!
それを夜のディナーに活用というワケ。
サラダほうれん草、クレソン、ブロッコリーの上に載せる。
かかっていたグレイビー・ソースは甘いから取って
生ワサビ&醤油ドレッシングで。
それは柔らかく,まさに栃木の那須牛。

食べながら想い出したのは
その昔の私の結婚式披露宴。
親代わりに直ぐ隣に座った長兄は式途中
間の持たない私が、キレイに平らげてしまった皿を見て
自分のものを食べろと、よこした。
結局それも全部食べてしまった私を見て笑っていた。
あれは嬉しそうだった。
小さい頃に両親を亡くして、自分が親のつもりで育てた
弟の晴れの日が本当に嬉しかったのだろう。
昔、日本が貧しかった頃
弟は必ず兄のお下がりを着せられていたものだ。
それを料理人が”残り物”を符丁で”兄貴”と呼ぶらしい。
だけど、昨夜のステーキは本当の兄貴のステーキだ。
男5人の兄弟だから弟全員が長兄の彼を
”あんちゃん”と呼んでいた。
あんちゃん、有り難う!

2 件のコメント:

  1. 兄貴の恩返しを料理でいつもしているんですね。しかっし!その頃から、食いしん坊だったのですね(^^)

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  2. ハイ,小さい頃は
    もっと太ってました(笑)

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