2014年5月1日木曜日

キャロル・バラードの世界
ジャン=ジャック・アノーと同じく
動物を撮るのが得意な監督を思い出した。
それもジャンより更に寡作の監督キャロル・バラードだ。
彼はフランシス・フォード・コッポラ製作
「少年の黒い馬・ブラック・スタリオン」(1979)が監督デビュー。
以前に此のサイトの”馬の映画”コレクションでも筆頭に揚げたが
”馬”のみならず”少年”映画でもベストに入れている。
次に「ネバー・クライ・ウルフ」(1983)を発表
”アメリカン・グラフィティ”のチャールズ・M・スミス演じる
生物学者のアラスカ狼の生態研究がテーマ。
カーティス・ハンソン脚本に、瑞々しい映像感覚と
ダイナミックな演出を注目される。
その後も「グース」(1969)「ドゥーマ」(2005)と
動物を主役にした作品は私の期待を裏切らない完成度。
それでも、このリストで判ると思うが
なかなか新しい作品を撮ってくれないのが淋しい。

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