グルメ映画
世の中、大変なグルメ・ブームである。
TVで取り上げられた店は客が押し掛け行列をなし
レシピ本は飛ぶ様に売れている。
食べる事は人間の生きる基本だから、ドラマも様々に生まれる。
その昔チャップリンが「黄金狂時代」で
靴ひもを旨そうに食べていたし
森繁久彌が大工に扮して柱にカンナをかけ
出たオカクズに醤油をかけて食べる芸も有った。
まあ、それには、さすがに私も食欲はそそられなかったが
ハリウッドで成功する前、台湾時代にアン・リーが
監督した「恋人たちの食卓」では主人公の父親のコックが
作る中華料理はシズル満載、映画館で、お腹がグーグー鳴った。
映画を観るだけで、食べても居ないのに
フランス料理のフルコースの醍醐味を満喫した気分になった。
私の「今日の1食」も続けて、かれこれ14年。
まだまだ”食”に対する興味は尽きない。
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