2013年10月20日日曜日




白モツのトマト煮込み=トリッパ
本当はハチノスという牛の2番目の胃を使う料理だが
近所の肉屋に頼んでも生レバー騒ぎ以来、手に入らない。
それでスーパーで売っている白モツを代わりに使った。
まあ、家畜の内蔵”トライプ”を使った料理は全て
”トリッパ”と云うらしい。
モツは、その臭みを抜くのがポイントだ。
抜きすぎても只のゴムみたいに成ってしまう。
それでも最初、熱湯で下茹で、その湯を捨ててから
もう一度、長ネギの青い部分や根生姜を入れて茹で、臭みを取る。
その間に一緒に入れる野菜(シメジ、ピーマン等)を
ニンニクをフライパンで炒め、取り出し
そのフライパンに臭みが消えたモツを入れ軽く炒め
白ワイン、塩・胡椒、スープの素、ホール・トマト1缶を投入
野菜と一緒に、10分ほど煮込む。
いつもと違う技は、炒める時、
オリーブ・オイル以外にバターも使った事。
これで味にコクが出た。
それと私の好みで唐辛子を少々。
これも味にパンチが付いた。
まあ、本場フィレンツェで食べたやつには敵わないが
日本のイタリアンの店にはヒケを取らないだろう。

サラダはベランダのバジルの葉が小さく成って
赤、白、緑と挟む事が出来ないから刻んで
ヴァージン・オイルと塩だけで。

冷凍して置いたバケットをオーブンで温め直し
山羊のチーズ等を塗って。

赤ワインは箱買いの内の1本。
値段もラベルも安っぽいが、味は悪く無い。

2 件のコメント:

  1. 数々の工程をきちっと丁寧にするから、クセや臭みをおいしさに変えられるんですよね。モツは物選びから、下処理、味の入れどきとか、みんなむずかしい~です。

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  2. 先日アメ横の地下アジア食品街で
    ハチノス(牛の第2胃)見つけました。
    その日は夏日だったので買うの諦めましたが
    今度、宇佐美に運び、トライしてみます。
    牛の第4胃を使う”ランプレドッド”という
    モツ料理もあるんですが、その第4胃が
    なかなか手に入らない。
    一体何処で売ってるやら?
    誰か教えて下さい!

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