白モツのトマト煮込み=トリッパ
本当はハチノスという牛の2番目の胃を使う料理だが
近所の肉屋に頼んでも生レバー騒ぎ以来、手に入らない。
それでスーパーで売っている白モツを代わりに使った。
まあ、家畜の内蔵”トライプ”を使った料理は全て
”トリッパ”と云うらしい。
モツは、その臭みを抜くのがポイントだ。
抜きすぎても只のゴムみたいに成ってしまう。
それでも最初、熱湯で下茹で、その湯を捨ててから
もう一度、長ネギの青い部分や根生姜を入れて茹で、臭みを取る。
その間に一緒に入れる野菜(シメジ、ピーマン等)を
ニンニクをフライパンで炒め、取り出し
そのフライパンに臭みが消えたモツを入れ軽く炒め
白ワイン、塩・胡椒、スープの素、ホール・トマト1缶を投入
野菜と一緒に、10分ほど煮込む。
いつもと違う技は、炒める時、
オリーブ・オイル以外にバターも使った事。
これで味にコクが出た。
それと私の好みで唐辛子を少々。
これも味にパンチが付いた。
まあ、本場フィレンツェで食べたやつには敵わないが
日本のイタリアンの店にはヒケを取らないだろう。
サラダはベランダのバジルの葉が小さく成って
赤、白、緑と挟む事が出来ないから刻んで
ヴァージン・オイルと塩だけで。
冷凍して置いたバケットをオーブンで温め直し
山羊のチーズ等を塗って。
赤ワインは箱買いの内の1本。
値段もラベルも安っぽいが、味は悪く無い。
値段もラベルも安っぽいが、味は悪く無い。
数々の工程をきちっと丁寧にするから、クセや臭みをおいしさに変えられるんですよね。モツは物選びから、下処理、味の入れどきとか、みんなむずかしい~です。
返信削除先日アメ横の地下アジア食品街で
返信削除ハチノス(牛の第2胃)見つけました。
その日は夏日だったので買うの諦めましたが
今度、宇佐美に運び、トライしてみます。
牛の第4胃を使う”ランプレドッド”という
モツ料理もあるんですが、その第4胃が
なかなか手に入らない。
一体何処で売ってるやら?
誰か教えて下さい!