FIVBワールド・グランプリ2013決勝ラウンド
対イタリア戦
まず結果から云うと3:0で日本の圧勝。
前回も懸念した日本女子のセンターの弱さは
智将・真鍋の作戦だったのだろうか?
男子バルセロナ・オリンピック代表を父に持つ
大竹里歩が、たった1週間の間に速攻が巧く成っていた。
此の決勝に備えて、かなり練習をしたらしい。
若いから呑み込みも早いのだろう。
此の決勝に備えて、かなり練習をしたらしい。
若いから呑み込みも早いのだろう。
大竹里歩
前にも書いたが彼女はサーブもブロックも良いのだ。
ブロックと云えば同じセンターの岩坂名菜のブロックも
岩坂名菜
更に強化されブロック・ポイントを連発。
(この日なんと1人で6本決めた!)
(この日なんと1人で6本決めた!)
此のイタリア戦は二人の成長が勝因だったと思われる。
まあ、その二人を使った18歳のセッター宮下遥の
宮下 遥
巧みなトスワークが見事だったのだが。
昨日は全員のサーブが走り
イタリアにセット・プレーをさせなかった。
特にトルコで更に磨きをかけた木村沙織の
サービス・エースは圧巻で
イタリア・チームの足が全く動けない。
相手には202cmの巨砲ディウフが居たのだが
(此のアフリカ系の選手のスパイクは凄い!)
(此のアフリカ系の選手のスパイクは凄い!)
彼女を集中的にサーブで攻め
崩して、ミスを誘ったのも効果があった。
キャプテン木村は此の試合、集中していた。
木村沙織
予選の間、相手チームに完全にマークされ
得点率も上がらなかった彼女だが
決勝にモチベーションを合わせて来たらしく
得点率も上がらなかった彼女だが
決勝にモチベーションを合わせて来たらしく
もう1人のエース江畑幸子がブロックにかかっても
彼女は相手のコートの穴を良く見て
見事にフェイントを決め
全盛期より更に鋭いスパイクは
味方の選手まで勢いづけた。
見事にフェイントを決め
全盛期より更に鋭いスパイクは
味方の選手まで勢いづけた。
しかし此れまで予選大会トップのスパイク率を誇る
新鍋理沙が研究され、押さえられたのは
流石、データ・バレーの本家イタリア、せめてもの反抗。
そんな事では負けない新鍋の勝負強さに
今日のブラジル戦は期待しよう。
とにかく予選では真鍋が封印していたか?
いや、まだ彼女たちが完成していなかったのか?
センター線を使っての左右の揺さぶり
センター線を使っての左右の揺さぶり
コンビ・バレーの神髄をみられた試合だった。
がんばれ!日本女子バレー
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