2013年6月5日水曜日

Dimitri Tiomkin's World #-9
Wild Is The Wind - David Bowie
昨日のニーナ・シモンのカヴァーに触発されたと
自分から云って憚らないデヴィッド・ボウイのカヴァーは
彼が米国のブラック・ミュージックに傾倒していた時代’74〜’76
発表したアルバム「Station To Station」のラストに納められた曲だ。
ティオムキンのメロディがボウイの斬新なアレンジで現代に蘇った。
その浮遊感の有るテンポとサウンドが、聴くものを
心地よく空に舞い上げ、風に乗せる。
たった6曲しか入っていないアルバムだが完成度が高く
此れがボウイのベストと云うボウイ・ファンも多い。
此の後、ベルリン3部作と呼ばれるB・イーノとのコラボで
テクノ・アンビエントへ進むボウイが米国映画音楽の巨匠
”ティオムキンの世界”に接近したのが流石というか
ボウイのアメリカ土産の様で面白い。


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