2013年5月3日金曜日

Walter Wanderley - Summer Samba

私(1946年生まれ)と同じくらいの人なら必ず
此のオルガンの曲は聴いているはずだ。
1960年打後半から70年代後半にかけて日本のラジオや喫茶店で
やたらかかっていたボサノバだ。
ブラジルはレシェフェ出身のオルガニスト、ワルター・ワンダレイが
元はモルコス・ヴァーリが作曲した”サマー・サンバ”を
ヴォーカル抜き、オルガンだけで演奏して
世界的にヒットさせた。
オルガンというキリスト教会用の宗教楽器を当時、
ジャズならジミー・スミスロックならドアーズが起用し
       シンセサイザー以前の近未来的なサウンドを表現していた。
今日の1曲の、その涼しげなサウンドは夏向きというか
イージー・リスニングというか
こうして改めて聴いてみると今で云う
”クール”なものを感じさせ、ボサノバ・ブームの別な側面を
担っていた事が解る。



0 件のコメント:

コメントを投稿