2013年4月5日金曜日

Irving Berlin Hit Songs
Irving Berlin - God Bless America
そんな訳でアーヴィング・バーリン名曲集も今日でお終い。
ラストに相応しい曲を探して、あれこれ考えたが
第二のアメリカ国歌と云われる此れが良いかと。
TVのエド・サリバン・ショーに出演し作者自身が歌ったものだ。
5歳の時にロシア系ユダヤ人の両親と共にアメリカに移住し
子供の時から新聞売りから靴磨きまでして家族を支え
売れない頃は、ニューヨークはチャイナタウンの
カフェのウェイター兼専属歌手であった。
だから専門的な音楽教育など全く受けておらず
生涯楽譜は読めなかったと云う。
そんな彼が「アレキサンダー・ラグタイム・バンド」のヒットから
世界一の売り上げ枚数5000万枚を誇る
ビング・クロスビーの”ホワイト・クリスマス”を作り
(此の歌はビルボード誌にチャートインしたカヴァー総数ナント232人)
他にも沢山の有名なミュージカル・ナンバーや映画音楽を手がけ
遂には国を代表する作曲家と呼ばれるまでに成ったのだから
凄いというか偉大だ。
彼がTVで此の歌を歌った時、声が出なかったのは
高齢のせいでは無くて、彼の胸が万感の想いで一杯だったからだろう。
彼は101歳の長寿を全うし、亡く成った時には切手まで発行された。


検索していると此の曲も、あの曲もアーヴィングだったかと
毎日、驚きの連続のシリーズだった。
そして追跡してる内に温故知新そのままに、昔の歌手や
新しいジャズ・プレイヤーの発見もあり
名曲は、また才能の有る人にカヴァーされる事を実感した。



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