2013年3月11日月曜日

2013.3.11 NEWS
ブラコチェビッチ(セルビア代表)
そんなワケで昨夜はヨーロッパ・チャンピオン・リーグの決勝戦。
相手はアゼルバイジャンのラビタ・バクー
(つい最近まで戦争していた国にバレーのチームが有ったとは)
それでもトルコのワクフと同じで全戦全勝で勝ち上がって来たらしい。
ロンドン・オリンピック銀メダリストのアキンラディオや
南米のコロンビアからモンターノという無名だが
最強のスパイカーを擁していて
オリンピックでは観られ無い、スーパー・スター達の頂上対決だ。
結果から言えば、大方の予想通りワクバンクの圧勝3-0。
なにせ、あの木村沙織がピンチ・サーバーとしか
使われないチームだから、とにかく強いワケよ。
でも”サオリン”のファンとしては少しでも長くコートに
彼女が居て欲しいと願うワケだが
しかしアチラの規定では外国人選手はコートの中に3人まで
セルビアのブラコチェビッチとドイツのフルースト
そしてポーランドのグリンカで満員
木村はグリンカの交代要員でしかない。
それにしても、その傭兵3人の凄さと言ったら
殆ど男子バレーのパワーとスピード。
体格も191cm以上、ブラコチェビッチは196cm
その3人のブロックの壁は誰も越えられない。
まあ、それが大型選手を集めたワクフの優勝したポイントでもある。
それでだ
此のサイトのタイトル”リオデジャネイロへの道”だが
さて今後、日本は、どうすれば良いか?
世界女子バレーは、どんどん大型化して作戦も男子バレーと同じに
成って来ている。
まず急がれるのは大型セッター、背の高さは最低180cm近くは欲しい。
それだけあれば、木村沙織に”私の玉が打てないの!”と
ばかりに乱暴なトスを上げながら
今回2度目のベスト・セッター賞をとった
ワクフのナズの例を挙げるまで無く
ネット際の怪しいボールをツーで押し込めるし
竹下の様にジャンプしなくても、そのまま
ブロックを振り、アタッカーに早くセットする事が出来る。
今、此れに該当するのが岡山の宮下遥(176cm)
そして久光で修行中の狩野舞子(186cm)だが
どちらも、まだ未完成、実戦が足りない。
果たしてリオまでに間に合うかが問題。
サーブでいえば木村の得意とするフローター・サーブより
ブラコチェビッチの様な破壊力を持ったジャンプ・サーブが
此れからメインと成るだろう。
現在、日本にはブラコの様な強烈なサーブを打つ選手は居ない。
しかしバック・アタックを打つ迫田さおり、江畑幸子
そして、まだ高校生だが古賀紗理那が全日本入りして
体力強化してパワーを付ければ、その可能性も無くはない。
そのブラコだが実は日本のJTに居た時期もあったのだ
しかしセッターの竹下、いや日本のコンビ・バレーはブラコを
使い切れなかった。でも去年のMVP韓国のキム・ヨンギョンは
竹下がJTで育てたのだから不思議。
ところで皆さん、ご存知の様に日本女子は概ね平均身長は高く無い。
けれどもコンビ・バレーのトリッキーな作戦と、レシーブの巧さで
今日まで生き残って来た。しかし、その限界は見えている。
今後、ワクフの様なチームが主流に成るとなれば
強いサーブで、レセプションは乱され
セッターにボールは帰らず、仕方なく打ってもコースは読まれ
高いブロックに阻まれ、全く日本が打つ手は無いのだ。
それは過去にも充分苦しめられて来た事実でもある。
さて、”リオでは金を狙う!”と豪語した真鍋監督は
次なる全日本女子に如何なる構想を練っているのだろう?



とにかく、そのコアと成るのが我らがエース・木村沙織。
賢い彼女は、今回の武者修行に何を観て、何を感じたか?
恐らく、自らに様々な課題を課して
トルコから戻って来るだろう、スタメンに成れなかった悔しさも含めて。
それが全日本のリーダーとして、此れからの全日本の牽引力と成る事を
私は期待せざる得ない。

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