「ホース・ソールジャー」(2018):ニコライ・フルシー監督作品
2001年の同時多発テロに対するアメリカ軍の報復として
タリバン軍5万人を、たった15人のアメリカ兵が
地元の北部同盟と組んで制圧し、
アフガンの都市マザーリシャリーフを奪還した実話の映画化である。
敵は戦車や膨大な数のタリバン兵士に、空から送り込まれた
米軍兵士15人は何と、それまで乗馬訓練は無かったらしい。
まあ、起伏の多い荒野にそれは都合が良い乗り物と言え
西部劇じゃないんだから・・・
まあ、その事実の17年後に敢えて映画が作られた背景に
何があるのか?興味深いが。
監督のニコライ・フルシーはCM監督上がりコソボ紛争の報道キャメラマンの
経験もあるが長編映画初デビューである。
その割には大画面の端から端まで埋め尽くす戦闘場面を見事な演出。
一体、どうして、こんな場面を撮れたんだろう?と
調べたらプロデューサーがジュリー・ブラックカイマー
「フラッシュダンス」までは正体がわからなかったが
「トップガン 」「パールハーバー」「ブラックホールダウン」
辺りから共和党(今はトランプ大統領)よりの”アメリカファースト”を
掲げたバリバリの右翼支持者。
撮影に米軍を巻き込むのは強力なコネが有るとみた。
覚めてみると此の作品は明らかにプロパガンダ映画。
多発テロのニュースを聞いた直後のブッシュの間抜けズラに
その翌日、実行された此の作戦は長い間、秘密とされたが
ようやく解禁され小説の映画化となったらしい。
それにしてもホースソールジャー=騎馬隊15人対アルカイダ兵5万は
騎兵隊と原住民インディアンを想像させる訳で
歴史は繰り返すと・・・。
今は貿易センター跡に彼らの銅像が立っているという。