2024年2月22日木曜日

その2 ウィル・スミス
現在、ハリウッド俳優の中で最も稼ぐと言われているのが此の男。
「メン・イン・ブラック」「バッドボーイズ」どちらのシリーズも
作れば必ずヒットさせている。
元々は”ジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンス”という
長ったらしい名前のラッパー。
それがあれよあれよと言う間に2桁3桁の億を稼ぐ映画スターに。
身長は188cmだがスタイルが良く特徴ある耳はミッキーマウスの様。
どんな役をやらしても軽妙な動きと確かな演技は
他の追従を許さないトップスター。
「インデぺンデント・ディ」宇宙人の攻撃を迎撃つ兵士。
私はジーン・ハックマンを味方につけ国家と渡り合う
「エイミー・オブ・アメリカ」
ロボットの反乱に対抗する「アイ、ロボット」等が気に入っているが
先日、観た「フォーカス」の詐欺師役の彼の演技には
豪華な相手役ジェームス・コバーンや
クリス・クリストファーソン同様まんまと騙されたな。






 

 

伊福部昭の音楽 #-9

秦・始皇帝(1962) : 田中重雄監督作品
「釈迦」に続き70mmスペクタクル映画として
又、座頭市のヒットで勢いのある勝新太郎を主役に
「釈迦」同様オールスターキャストで挑んだ作品。
多分インド人より中国人の方が日本人は演じやすかっただろう。
兎に角、ハリウッドの大作に少しでも近づこうと
台湾ロケまでしてモブ(群衆)シーンを撮ったのは
裏に永田雅一の何か裏工作があったのかも?
注目すべきは音楽の伊福部昭は此の年(1962)
東宝の「忠臣蔵」を含め先の「座頭市物語」そして
明日、出す予定の「忍びの者」と大車輪でスコアを書き
・・・まあメロディは何れも同じ、微妙に「座頭市」には
ボレロとリズムこそ変えているが、俳優が衣装を変えても
同じ顔で、様々な役を演じるのと割り切っていたのだろう。






旬の素材で
ベーコンと春キャベツを炒める。 
これは伊丹十三が一三時代の著書「ロンドン日記」のレシピ。
 私は此れに緩くなったプチトマト足した。 
 新じゃがを茹でて新玉葱とハムを刻んでポテサラ。
春は新しい食材が出てくる楽しみもある。
 ガーリックトーストは買っ置くと便利。
イタリアの 赤ワインは未だあった。


2024年2月21日水曜日

その1 サミュエル・L・ジャクソン (1948~)
此の俳優がブレイクしたのは同じアフリカ系の監督スパイク・リーの
「ジャングル・フィーバー」(1991年)カンヌ映画祭の助演男優賞だから、
結構遅咲きの俳優と言える。
しかし主演のウェズリー・スナイプスよりも
その後の「スターウォーズ」「アベンジャーズ」等
メジャーアクション作品の活躍を見るとギャラは
彼より高いかも。
兎に角、「評決のとき」や「パルプフィクション」と
異色作での独特な存在感が魅力。
先日観た「ハードエイト」の悪役など
彼が出ているだけで米国社会の底辺のリアリズムが感じられる。
でも彼はアトランタの大学で海洋物理学、建築を学んだインテリ。
オバマ時代に彼は大統領の役でエアーフォースが
共産圏で撃墜され山の中を逃げ回る作品が面白かったが
その映画タイトルが思い出せない。
それと同じアフリカ系の俳優で「オーシャンズ11」の
太っちょバニー・マックと競演した「ソウルメン」は
ソウル・ミュージック・ファンには堪らないヒットソングの
振り付け付きのカヴァーを二人でやっていて
しかも”下ネタ”満載!此の映画はみんなに見せたい!
下は私が集めた彼の出演した映画のDVD-BOXの表紙。



 

伊福部昭の音楽 #-8

座頭市物語 (1962年):三隅研次監督作品
長谷川一夫、市川雷蔵の後を追っていた勝新太郎は
ピカレスク「不知火検校」で二枚目を辞め”汚れ”の道に活路を見出した。
更に此の目の見えないヤクザ座頭市で開眼(笑)した。
モノクロ映画ながら天保水滸伝をベースとした
平手造酒との対決のシナリオは良くできていて
此れのヒットは大映のドル箱としてシリーズ化された。
此の作品の音楽の伊福部昭のスコアは”ゴジラ”と
同じ様なメロディだが座頭市の強さと孤独を表現するに
見事に合っていた。



昨夜のピエンローは汁を多めに作っていた。
そう今朝のオジヤ用にね。
その時、並行して作っていた焼豚は中々上手に出来た。
白菜漬けは此れでお終い。
又作りたいが、暫くは晴れの日が無いらしい。
オジヤを食べたら汗をかく程身体が温まり、
ゴミ出しの外の冷たい空気が気持ち良かった。


2024年2月20日火曜日

  

伊福部昭の音楽 #-7
ちいさこべ(1962) : 田坂具隆監督作品
此の監督は戦前から「5人の斥候兵」「麦と兵隊」
などで活躍していた人だが故郷の広島で入隊し、被曝している。
闘病しながらカムバックし、日活で左幸子主演「女中っ子」を撮り
私は、それをリアルタイムで観ている。
その後、石坂洋次郎ものを石原裕次郎でヒットさせ
その後、東映に移籍、山本周五郎原作の
此の「ちいさこべ」を中村錦之介主演に
歌手の江利チエミを起用し、江戸時代ながら
ミュージカル仕立てで温かいドラマにした。
先の「女中っ子」でもスコアを書いた伊福部昭に
音楽を依頼し、山本周五郎らしい人情ドラマとなった。