2023年3月22日水曜日

レコードジャケット名作選その21
Crystal Silence:Chick Corea
”かもめのジョナサン”というのも有ったが
此のジャケットは時々ウチのベランダで見える風景
そうすると此の曲をついかけたりする。
彼はピアニストだがハービー・ハンコックの代わりに
参加したマイルス・デーヴィスのバンドで
エレクトリック・ピアノを勧められ、それが彼の
メインの楽器と成った。
透明感のある音色は心に染み込む様だ。






 

鰯の干物定食

糠漬けは浅め

納豆には茗荷

味噌汁は昨日の兄貴に三つ葉

今日は未だ雨は降らず晴れらしい(^^)


 

2023年3月21日火曜日

レコードジャケット名作選その20
Penguin Cafe Orchestra
ブライアン・イーノが主催するオブスキュア・レーベルから1976年頃
ロックと現代音楽の隙間の様な空間に此のペンギンは現れた。
ペンギンの正体はサイモン・ジェフという名の
アコーステックのギタリストで
”ペンギンカフェオーケストラ”と名乗った。
ギターが上手い下手と関係なく、彼の醸し出す
”ゆる〜い空気”が当時の若者達にサブカルチャー的に
心地よいと受け入れられた。
そう言えば此の頃彼の名を聞かないなと思ったら
1997年に脳腫瘍で亡くなっていた。
彼の息子が新生”ペンギンカフェ”として後を継いでいるらしい。



 

弔い写真家の事件アルバム
BS11でオンエアしている”ミス・マープル”や”刑事マードッグ”の後に
此の新番組が土日を挟んで朝早くオンエアを始めた。
”ミス・マープル”は画質をリマスターして音声も原語に日本語字幕
だから折角録画して DVDに焼いていたものを又Blue-rayで録り直しだ。
”刑事マードッグ”はカナダ製作なので、英国製とは又違う趣があり
推理物マニアとしては、ついつい観てしまう。

さて変な題名の此だが、まさに題名通り写真家主役、それも
亡くなった人の肖像写真を撮る写真家の物語。
デスマスクは聞いた事があるが、DEAD STILL=死体写真というのが
カメラが発明された19世紀のアイルランドに本当に有ったらしい。
亡くなった家族を記憶に残すため”おくりびと”ではないが
死体に化粧を施して、並んでカメラに収まるというそんな気味悪い儀式が
当時流行って、それを職業にしていた人が居たらしい。
死体と言うからには自殺か殺人が絡むから、そんな事件に
主人公の老写真家が巻き込まれる訳だ。
そして初回に姪に当たる娘が家出して彼の家へ転がり込み
主人公は偶然、片足を怪我したので墓掘り人夫の若者が
助手として雇われることになる。

まず驚くのは”アンという名の少女”もそうだったが
カナダ映画の撮影と照明技術の高さ。
キュブリックの”バリーリンドン”で初めて使われた蝋燭の灯りで
そのまま撮影できるカメラレンズやフィルムの解像度
此れで写された19世紀のアイルランドの建物に目を奪われる。
石造りの建物は、彼方には未だ残っているからね。
そしてスリラーだから暗闇に浮き上がる登場人物たちの
衣装や室内家具の時代考証も興味深い・・・と
言いつつ、闇に浮かぶ死体はレンブラントの絵画”夜警”の様
第2回目の死んだ少年の幽霊騒ぎで、主人公の写真家は
”写真と言うものは幽霊の様な物だ”と呟いている。
その助手達の姪や墓掘り人夫にも、いろいろ過去が有りそうで
早く続きが観たい。

鮭定食

麹漬けの鮭、ほぼ1週間。

糠漬けも1週間、何方もも冷蔵庫に。

ご飯は作り置きの、鶏と新玉葱の解凍

味噌汁のアゴ出汁で具はワカメと豆腐

納豆には貝割を刻んで。

午後から雨らしいので早目に買物だな。





 

2023年3月20日月曜日

亀戸 養生料理 高の

だいぶ前の"散歩の達人"で気になった此の店に。
都内で有数の巨大な亀戸団地の
一階に組み込まれていて葦簀ばりの
入口から入ると昭和の居酒屋風の設え
名物の護摩そばなる物の中から
カレー味を注文。
先にサービスと風呂吹き大根が、
その出汁の旨さに、浅草からバスでわざわざ来て良かったと。
その内、鳥の丸揚げも出て
小鍋は旅館の朝食の様に蝋燭で温め
中の牛蒡や椎茸が煮立つのを待ち
太めの田舎蕎麦を入れて頂く
カレーなのに身体に良さそうな薬膳の味。
大方食べ終えたらトロロ御飯を煮込んで蓋をしてオジヤに。
柔らかくなったら生卵で、とじて
ハフハフと熱いのを口に、うーん此れは何だ!と言うくらいな旨さ。
他にも鯨の刺身や秋刀魚の糠漬け、味のなめろうと、
若い夫婦の食へ追求の意気込みを感じさせる。
此の店、必ずリピーターが来ると言うのは頷けるな。


 

2023年3月19日日曜日

レコードジャケット名作選その19

Your Gang Yeah, City All Over! Go Ape Crazy! : BowWowWow

此のレコードジャケットはモネの絵画”草の上の昼食”のパロディ
裸で森の中に座っている若い女性はアナベラ
彼女はロンドンのクリーニング店で鼻歌を歌っていて
あのマルコム・マクラレンにスカウトされ
売れなくなったバンド”アダム&ジ・アンツ”の
アダム抜きのバンドのヴォーカルとなった。
シンプルなジャングル・ビートに愛らしい素朴な声が
アダム以上にそこそこ売れて、私もその当時
資生堂の”パーキー・ジーン”のCMに使わせてもらった。