2025年10月5日日曜日

  • フランシス・レイ#6

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  • 「愛と哀しみのボレロ」からLes violons de la mort
    監督クロード・ルルーシュは此の映画音楽に
    盟友フランシスとミシェル・ルグランを共作させた。
    殆ど作品を任せていたフランシスにその話をどう切り出したかは
    不明で有るが、彼が傷ついた事は想像が付く。
    しかしそれは正解であった。
    此の作品のスケールはアメリカやロシアを含めたフランスの戦後史
    クラシック・バレーやスイング・ジャズに長けたミシェルはそのオファーに見事に答えているから。
    でも私は此のフランシスの如何にもパリの下町の匂いが漂う
    アコーディンの哀愁に強く打たれた。
    そう彼以外に此のスコアを書ける作曲家は居ないのだから。

     

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