ジェイミー・リー・カーティス
映画ファンなら彼女の名前で判るかもしれないが
母親はジャネット・リー、父親はトニー・カーティス
どちらも有名なハリウッド・スターである。
まあ、その二人をもう知らない人もいるかもしれないから
敢えて説明すればジャネット・リーはヒッチコックの「サイコ」で
シャワーカーテン越しに血塗れになって殺された女。
トニー・カーティスはビリーワイルダーの「お熱いのがお好き」で
ジャック・レモンと女装したジャズメン。
私には高校生の頃アイドルだったお姫様女優
クリスティーネ・カウフマンを「隊長ブーリバ」で
ロケ先のポーランドからハリウッドに連れ去った憎い男。
そんな二人の間に生まれた彼女を私が記憶したのが
ドタバタ喜劇「ワンダとダイヤと優しい奴ら」
キャサリン・ビグロー監督のアクション映画「ブルースティール」
その卓越した演技センスと鍛えられた身体能力に魅せられた。
そしてアーノルド・シュワルツエネガーとの「トルー・ライズ」は
完全に彼女が全てをリードしていた。
とにかく守備範囲が広く、ロマンチック・コメディから
「ヴィラス」「ハロウィン」等のホラー迄こなしてしまう実力派。
そしてミシェル・ヨーのやたら長いタイトル作品
「エブリシング・エブリホェア・オール・アットワンス」では
彼女と分からないほど変身して遂にオスカー助演女優賞。
まだまだ楽しみな女優さんだ。
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