CINEMA JAZZ-21
The Long Goodbye (1973):John Williams
「STAR WARS」のジョン・ウィリアムスは
スピルバーグと出会う前は、どちらかと言うと
モダンジャズ寄りの作曲家だった。
此の映画はロバート・アルトマンがレイモンド・チャンドラーの
マーローが主人公の探偵小説を映画化したものだが
少し前のL.A.の雰囲気がよく出ていて
彼の中では「M・A・S・H」と双璧の傑作だと思う。
その雰囲気を演出していたのがジョン・ウィアムスの音楽。
男女それぞれに歌わせた主題歌を含め
舞台がメキシコに移ればテーマをそのアレンジと
全く憎いほどの曲だらけ。
此の主題歌を歌っている男性はジャック・シェルドン。
歌手としてより西海岸のジャズ・トランペッターとして有名で
映画「いそしぎ」のオープニングに流れる曲は彼の演奏。
コッポラの「ワン・フロム・ザ・ハート」にも参加している。
彼の此の歌はレコードになる筈だったが惜しい事にならなかった。
なったら絶対売れたと思うが・・・。
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