CINEMA JAZZ-15
黒い太陽:音楽 黛敏郎&演奏マックローチ
モダンジャズに憧れる若者(川地民夫)が米軍基地の脱走兵と共に
共に日本を脱出しようする物語。
監督は日活ヌーベルヴァーグの蔵原惟繕。
石原裕次郎で「憎いあんちくしょう」を此の後撮っている。
モノクロでジャズがメインの此の作品。此の頃の新しい監督の音楽を
ほとんど付けていた黛敏郎が
米国から呼んだか、たまたま来日していたか?
マックス・ローチのドラムにサックスはクリフォード・ジョーダン、
ヴォーカルにマックスの当時妻だったアビー・リンカーンも画面に出演もさせている。
前衛モダンジャズの歴史的な作品が日本で撮られていた訳だ。
今思えばミュージックビデオの様でも有り、
当時、夢の島の埋立地から気球にぶら下がり逆光で空に上がってゆく
ラストの黒い太陽をリアルタイムで観た私はワクワクさせられたものだ。
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