追悼サー・ショーン・コネリー
ROBIN AND MARIAN(1976) :John Barry
とうとう彼も逝ってしまった。
007では殺し屋だったロバート・ショーは
此の「ロビンとマリアン」では悪代官役で
二人ともタフさが売り物だから
映画史上に残る激闘シーンを延々と演じた。
そのロバート・ショーも先に逝って
此の美しい曲をつけた作曲家ジョン・バリーもとっくに亡くなっている。
相手役マリアン役のオードリー・ヘップバーンも、ずいぶん前に居なくなった。
此れは映画のラストシーン。
マリアンは"貴方を離したくない!"と毒を盛り、無理心中。死を悟ったロビンは、此の矢が落ちた所へ俺を埋めてくれと矢を放つ。
"ビートルズがやって来る"が、まぐれ当たりで無かったリチャード・レスターの非凡な才能に感服したのが此の作品。
デヴィッド・ワトキンのカメラが宮川一夫の映像の様に素晴らしい。
みんなみんな、いつかは居なくなる。
でも映画の中でみんなみんな生きている。
その輝く姿に、いつでも逢えるのだ。
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