2020年11月1日日曜日

追悼サー・ショーン・コネリー
ROBIN AND MARIAN(1976)  :John Barry 

とうとう彼も逝ってしまった。

007では殺し屋だったロバート・ショーは

此の「ロビンとマリアン」では悪代官役で

二人ともタフさが売り物だから

映画史上に残る激闘シーンを延々と演じた。

そのロバート・ショーも先に逝って

此の美しい曲をつけた作曲家ジョン・バリーもとっくに亡くなっている。

相手役マリアン役のオードリー・ヘップバーンも、ずいぶん前に居なくなった。

此れは映画のラストシーン。

マリアンは"貴方を離したくない!"と毒を盛り、無理心中。死を悟ったロビンは、此の矢が落ちた所へ俺を埋めてくれと矢を放つ。

"ビートルズがやって来る"が、まぐれ当たりで無かったリチャード・レスターの非凡な才能に感服したのが此の作品。

デヴィッド・ワトキンのカメラが宮川一夫の映像の様に素晴らしい。

みんなみんな、いつかは居なくなる。

でも映画の中でみんなみんな生きている。

その輝く姿に、いつでも逢えるのだ。

 

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