2019年8月15日木曜日

CINE JAZZ 特集 #3
 Blues de Memphis : Alain Goraguer 

邦題「墓にツバをかけろ」として1960年に公開された此の映画は
フランス映画なのに舞台がアメリカ、それも南部。
公民権運動以前に弟を殺された兄が、その仇を討つ話。
原作は当時、問題小説を次々と発表して居たボリス・ビアン。
主演はクリスチャン・マルカン。
彼はフランス製のウエスタン=オムレツ・ウエスタンの
「太陽は傷だらけ」も監督している。
此のころの日本はアメリカ映画よりフランス映画が多く輸入され
此の映画もそうだが、まず主題歌がラジオでヒットし
後から映画が公開されるパターンだった。
作曲のアラン・コルゲールはジャズ・ピアニスト。
フレンチ・ジャズの先駆者で後に出てくるマーシャル・ソラール等と共に
自国のフランス映画にモダン・ジャズを提供した。






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