2018年10月13日土曜日

ストリップ BGMの世界#26
Quincy Jones :愛のコリーダ
作曲家・久石譲はクインシー・ジョーンズをモジった
ペンネームである。
そのクインシーは久石が憧れるくらいの今や
大音楽プロデューサーであるが、その彼も映画音楽では
名が売れていたが、レコードのヒットが出ていなかった頃
英国のチャス・ジャンケルのオリジナル曲をカヴァー
タイトルを当時、世界中で話題となった
大島渚監督のアダルト映画「愛のコリーダ」を
チャッカリ拝借して大ブレークさせた。
それはマイケルの”スリラー”のプロデュースの1年前
そして"We are the World"の年でもある。
日本でも邦題の馴染みもあってディスコで大ヒット
当然ストリッパー達も此のノリの良い曲で
元気よく、ステージに登場したに違いない。
映画『愛のコリーダ』より”芽生え”:三木稔
しかし、私は映画で使われた作曲家・三木稔の音楽は
琴、三味線、尺八などの和楽器の現代的な解釈の起用が
男女の真実の”性”を実に繊細に表現していて
舞台のクライマックスで使われたら、踊り子の姿は
さぞかし美しく映えたと思うのだ。

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