2016年8月22日月曜日

ポール・スミス展
日本全国を回り、もうすぐ終了する此の展示は
混んでいると聞いていたので、台風に少しは空いていると考え,
浅草駅から上野まで行ける巡回バス”めぐりん”で出かけた。
バスの窓から見ると自転車なのに傘をさし、それがオチョコに
成っている人が・・・危ないなあ。
上野駅でバスから降り、会場・上野の森美術館に着いたら
ナント開館は一時間遅れ。
一緒に並んだ女子に写真等撮って貰い時間をつぶす。
勇んで入館、最初に飛び込んで来たのは
壁四方に張られた彼の描いた絵や
趣味で選んだコレックションの写真。
それらで充分,彼の世界が伺えるが
鏡を張り巡らした部屋に映されたモニターに
彼の創造哲学が語られ、その色の洪水に酔ってしまう。
なにより私が心引かれたのは彼のアトリエの再現。
ブリキの玩具にアフリカの仮面など・・・
ほとんど私の部屋と同じセンス。
ただ彼の方が金持ちだから(当たり前だ)
スケールが大きいのが悔しい!
此んなジェラシーは昔、バルセロナ港の船の中の
マリスカルの個展を観て以来。
それでも彼のデザインしたアロハやスーツに
私の才能と技術に大差は感じるものの
今、自分が目指している方向と近いものを感じ
“そのまま行け〜ッ”と励まされるのが
私の問題点(笑)
その後、先週「アド街」で紹介された直ぐ下の”さくらカフェ”の
西洋美術館・世界遺産記念”フォアグラ蕎麦”を食べる。
確かにフォアグラの香りが・・・と云いたいが
私はそれほどフォアグラを食べていない。
その後、室町コレドの映画館で話題の「シン・ゴジラ」を検証。
期待以上の完成度に興奮!日本映画も此処まで来たか!と。
でもそれは、何れ又「キネマ通り」に!

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