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ブンガワンソロ
昨日に続くインドネシアの歌謡スタイル”クロンチョン”。
ポルトガル伝来の小さなギターの繊細な音色が特徴だ。
日本人が良く知る、その代表的なものとしては
此の「ブンガワンソロ」が在る。
グサン・マルトハルトノ作曲。
日本では1948年に、後に歌のオバさんと知られる
松田トシが歌った。
今日の1曲は、歌のヒットともに
1951年、歌謡映画のハシリとして製作された
市川崑監督の新東宝時代の作品の一部。
太平洋戦争末期のジャワ島を背景に
日本軍の脱走兵と現地女性の悲恋を描いた。
主人公の池部良、ヒロインの久慈あさみが、若〜い!
後に名作「ビルマの竪琴」を撮る彼の作品として
私には、とても興味深いものがあり
なにやら面白そうなので、DVD化されたものでも観たいが
エキゾチックなメロドラマ映画と呼ぶには
余りにも哀しい、戦争の"負”の記憶だ。



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