由利徹(1921~1999)
彼の事は「脱線トリオ」の一員として、だいぶ前に紹介したが
彼個人としての魅力を語っていなかった様に思う。
私が子供の頃、TV演芸番組のコントで彼がやっていた、
”チンチロリンのカックン”という
”チンチロリンのカックン”という
首を真横にズラす芸が好きで、一生懸命,鏡の前で練習し
何とか出来る様に成り、みんなの前で披露したが
案外に受けなかった。
それは彼がコントの流れでヤルから面白いのであって
いきなりやっても面白く無いのである。
高平哲郎著「由利徹が行く」でも書かれた通り
あれだけ、人を笑い転げさせる芸を持ちながら
日本の他の喜劇人の中で彼の評価が低かったのは
アチャラカ・ドタバタ・ナンセンスと
アチャラカ・ドタバタ・ナンセンスと
ネタの下品さに、ワン・パターンとも思える芸の反復が
マンネリとして世の評論家に切り捨てられたからである。
しかし、その下ネタとワン・パターンこそ彼の真骨頂。
その笑いは、古くは江戸時代に始まる
幇間(たいこもち)が、お座敷で見せる正に色物(イロモノ)芸。
その道の研究者・小沢昭一氏が追跡した”日本の放浪芸”
彼こそは末裔であり、庶民文化の継承者だったのだ。
しかし、それらはTVという公の媒体に嫌が応も無く表に出されてしまい
幇間(たいこもち)が、お座敷で見せる正に色物(イロモノ)芸。
その道の研究者・小沢昭一氏が追跡した”日本の放浪芸”
彼こそは末裔であり、庶民文化の継承者だったのだ。
しかし、それらはTVという公の媒体に嫌が応も無く表に出されてしまい
”性”を”笑い”に変える彼の芸風は、とかく俗悪、猥褻と
世の常識人からは疎まれ蔑まれた。
でも、それはオトナの”笑い”として楽しむべきもので
去年の流行語大賞を得たダッチワイフ・ネタの
”ダメよダメだめ〜「日本エレキテル連合」然り、何時の世にも
一般大衆に、それは求められ、愛されるものなのだ。
そんな訳で同胞、橋達也との絶妙な掛け合いのコントが此処に!
世の常識人からは疎まれ蔑まれた。
でも、それはオトナの”笑い”として楽しむべきもので
去年の流行語大賞を得たダッチワイフ・ネタの
”ダメよダメだめ〜「日本エレキテル連合」然り、何時の世にも
一般大衆に、それは求められ、愛されるものなのだ。
そんな訳で同胞、橋達也との絶妙な掛け合いのコントが此処に!
☝上の画面をクリック
彼の芸の総てが惜しみなく網羅されているので
彼の芸の総てが惜しみなく網羅されているので
最後までしっかり見て、彼の魅力を堪能して欲しい。
それにしても、彼の動きのナントしなやか?な事。
それにしても、彼の動きのナントしなやか?な事。
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