2014年12月3日水曜日

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沢田研二:背中まで45分
昨日のナイル・ロジャースが米国で活躍していた頃
日本には白井良明という名アレンジャーがいた。
今は無き、ムーン・ライダースのギタリストだが
此のアルバムは全曲・作詞作曲が井上陽水
その陽水とジュリーと繋ぎに彼のアレンジが冴え渡り
日本歌謡曲史上いやロック史上の
金字塔と云うべき、名アルバムが出来上がった。
ジュリーのヴォーカリストとしての才能に
陽水のユニークな言葉を
羽ばたく様に拡げたのが白井良明。
とにかく、その頃では考えられなかった
豊かな音楽センス。
さすが日本ニューウェーブの本当の旗手
ムーン・ライダースで鍛えられた彼ならではのアレンジ。
「それはジャズ、ロック総てにおいて
世界でも最先端のサウンドだったよ!」
と先日、彼が私の個展に来てくれたのが
嬉しくて、当人に話したら
「でも僕がやると皆その後、売れなく成っちゃうんだよ」と
謙遜していたが
いやいや、どうしてどうして、その後、手がけた
ミュージシャン達のアレンジは総てJ-POPの基本
貴方が始めたものばかりでは無いですか。
そのギター・テクニックはスティーブ・レイボーンか
アール・クルー並み。




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