2014年9月4日木曜日

もののけ姫:久石譲
スタジオ・ジブリの長編アニメとして破格の制作費が
かけられた此の作品に、作曲家・久石譲が付けた音楽は
オーケストレーション編曲も巧みに成り
大作に相応しいスケールが感じられる。
男性ソプラノ歌手・米良美一を起用しての
此の主題歌は美しく、その”カウンター・テナー”という
特殊なジャンルを世に知らしめるものでもあった。

余談だが昔、私が通っていた
浅草外れのホルモン焼き屋「うまいち」に
その米良美一が現れ、チューハイを飲み
”テッポー”という部分を食べて
興に乗るとアカペラで美空ひばりの”リンゴ追分”
勿論”もののけ姫”を歌った。
その狭い店が異様な空間と化したのは云うまでもない。
そのホルモン焼き屋も親父が亡くなって今は無い。

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