2014年1月2日木曜日

岩合光昭の世界ネコ歩き
モロッコ・青いシャウエン篇
此れは映画では無い、NHKでオンエアしている番組だ。
それでも映画と同じ様に素晴らしいので紹介したい。
此れまでも岩合さんは地中海沿岸を
ヨーロッパ、アジアと取材している。
そう台湾のも観た。
彼の猫に注ぐ愛情が、どの回も画面から溢れていて
以前は猫が苦手だった私を転向させてしまった。
それで此の回はモロッコはシャウエンという処。
街中が建物から道路まで青く塗られいる。
その青も微妙に違う青の組み合わせ
ただ風景を切り取って観光写真としても美しいが
そこに下の写真の様な白黒、または茶の猫が居ると
アクセントになり、まるで画家が描く絵と同じ様に成る。
いや動いているから映像というべきか。
彼は動物写真家・岩合光昭というより、優れた芸術家なのだ。
(でも野球帽を冠りカメラを持って道路にしゃがみ込む姿は少年!)
たかが猫の・・・と云うなかれ
その中には猫同士の縄張りを巡った勢力争いあり
親子の愛情物語あり、他人、いや見知らぬ猫同士が
心がふれあう温かいドラマが展開されているのだ。
それは人間社会の縮図
高齢の猫の、落ち着いた生き方など
自分も斯くあるべしと学ぶところ。
とにかく、せせこましい此の時代に
世界中で、のんびり生きている彼等の姿を追う事は
今、騒いでばかり居るバラエティ番組や
ケバケバしい衣装で踊るジャリタレの歌謡番組の中で
数少ない砂漠のオアシスの様に感じるのは
私だけだろうか?

3 件のコメント:

  1. 明けましておめでとうございます。今年も「一食・一曲」楽しみながら過ごしたいと思います。
    同じく「世界ネコ歩き」も毎回楽しんでいます。ネコは子供の頃から身近に飼っていたので馴染み深い生き物です。ネコのマイペースなところが好きです。(笑)

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  2. 私はCMの仕事で何度か猫を虐待していたので
    彼らから回状が回っていたらしく何処へ行っても
    敵意を持たれ,唸られ引っ掻かれていましたが
    此処へ来て、それも時効になったらしく
    コンチワと挨拶すると、側に寄ってくる様に
    成りました。
    意外に寛容な生き物なのかも知れません。

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  3. ハハハ・・・。猫は警戒心の強い生き物で、相手の警戒心には強く反応します。それに、人間の子供にも警戒します。それは子供の次の行動が予測できないから・・・かも。(笑)

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