2013年11月11日月曜日


浅草・とんかつ・ゆたか
昔は、そんなに肉好きでは無かったが
歳をとってから、肉が美味いと思う様に成り
コレステロールの事を考えると実に問題なのだが
昨日の夜も此の店へ。
創業六十余年とかの老舗だが敷居は高く無く
それでも品の良い佇まいは落ち着く。
まず、イカの塩辛に日本酒を取る。
塩辛750円は高いと思ったが、出て来たのは丁寧な仕事で、
良いイカが”コノワタ”の様に口に溶けて
ぬる癇の日本酒との相性に酔ってしまう。
私が普段作る奴とは殿様と足軽くらい違う。
もっと早く此の店の塩辛を頼むべきだった。

そんなワケで身体の為には
脂の少ないヒレを食べるべきだが
やはり美味いのはロース。
カラッと揚げてあるのに中は生の様に柔らかく
とんかつの醍醐味を堪能した気分。
気分と云えば,此処のキャベツの美味さは、
もう何度も紹介しているが,鮮度と刻み方
それだけで高級なサラダ並みの完成度。
昨日今日の料理人の仕事では無いだろう。
たかがトンカツ、されどトンカツ・・・奥が深い!

2 件のコメント:

  1. 岩下さん絶賛のトンカツだけあって、モニターから上質なラードで揚げた香りがして来る様な美味そうなトンカツですね。刺身のツマ役のキャベツの千切りも、昨今の機械で作るのではなく、手入れが行き届いてる包丁で仕事しているんでしょうね!

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  2. まさに職人技!惚れ惚れします。

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