2013年10月12日土曜日

フィンランドかポーランドの煙草
話は長く成るのだが昔、通っていた
近所のモツ焼き屋の親父が、だいぶ前亡くなった。
どうやら癌だったらしい。
だから、その店は閉まっているはずなのに
1年前の或る夜、通りかかったら灯りが点いていたので
覗いたら、中には誰も居ず、
丁度,小便をしたくなったのでトイレを借り
出て来たら、ヒョロッとした背の高い若者が入って来た。
お互いに「あんた誰?」と
互いに自己紹介したら、その若者は
”エゴラッピン”というバンドのギタリストで
森なにがしだと。
そう云えば亡くなったマスターが
そんな名のバンドの話をしていたのを思い出した。
亡くなる前,此の店を続けて良いという承諾を得て
常連の若者たちで、そのまま溜まり場として
家主から借りて居るとか?
その時は店の名物のハイボールを御馳走に成って
亡くなった親父の想い出話に花が咲いて
では、又ね!と別れた。
それから1年後の昨日また、その店の灯りが点いていたので
ドアを押したら,今度は店で前に会った事のある別の若者が。
どうやら此の店を借りているメンバーの1人らしい。
彼にも、またハイボールを御馳走になり
一度は家に帰ったが
何か、お礼をしたいと思い、バーボンと肴を持って
再び,その店に戻ったら
今度はミレー・ユダルクの様な女の子も入って来て
その内、森君も仲間を連れて登場
流石にプロだから店内のサウンド・システムも良く
選曲もお洒落だ。
私が持ち込んだ此の夏の前半”今日の1曲”で連載していた
「レゲエ・カヴァー」のCDをかけたら、やや盛り下がった。
話題が先日、ロシアでやったという彼らのライブになり
その土産の煙草が目の前に置いてあった。
それが”今日の1品”と云う訳。
キリル文字だからロシアの煙草?と聞いたら
ポーランドとかフィンランドとか云っていたが
コチラも酔っていたので良く覚えていない。
でも、煙草は、しっかり自分のポケットに入っていた。
私は煙草なんか吸わないし、嫌いなんだが・・・。
私にしては深酒で、今朝は頭が痛い。

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