ゴッドファーザー:ニーノ・ロータ
先日亡くなった尾崎紀世彦のレパートリーにも此の歌が入っていた。
監督フランシス・F・コッポラが作った
映画「ゴッドファーザー」は此の”愛のテーマ”と共に世界中で大ヒット。
そのマフィアの残虐なリンチ・シーンが話題になった。
そう”コッポラ”というのはシシリーで
マフィアの被る”鳥打ち帽”の意味があるのだ。
だから此の映画は自分のルーツ探しの映画でもあったのだ。
しかし、此の映画を支えているのは
今日の此の1曲の様なニーノ・ロータの美しいメロディが
米国におけるイタリア移民の家族の絆を叙情的に描いていたからだろう。
ニーノ・ロータはイタリアの古いメロディを熟知していて
フェリーニの作品や、此の映画でも何度も繰り返し登場し郷愁を誘う。
イタリア映画音楽界でのライバル
エンリオ・モリコーネとは違う土着的な風土性を感じる。

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