2012年4月4日水曜日


座頭市物語:伊福部昭
今、BSで勝新太郎の座頭市を1974年にTVシリーズ化したものを再放送している。
それは 私の映画評 ”キネマ通り”でも書いたが、
今日の1曲は、その元祖というか大映で映画に成った最初の
作品だ。勝新が、それまで2枚目役者だったのを止め,
”めくらの按摩”という、いわば汚れ役に挑戦した。
監督は三隅研次,脚本は犬塚稔、完成度の高い脚本と演出は
それまでの時代劇に無い、ヒーロー像を造り上げたが
今日の音楽、伊福部昭の土着的で哀愁のあるメロディが
アウトローの陰の部分を表現して素晴らしかった。


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