2022年11月3日木曜日


バルカン音楽 #12 セルビア編
Boban Marković Orkestar – Mrak
此のボバン・マルコヴィッチ・オーケストラは
隣りの国ルーマニアのファンファーレ・チョカルリアと似ているが
セルビアは南のブラディチェ・ハン出身。
祖父の代からトランペッター家族で、
彼の息子マルコもバンドに入った。
彼の地が絶えず戦争を繰り返したとは思えない陽気で楽しい音楽は
エミール・クストリッツァ監督の映画にも使われている。






文化の日
北朝鮮からミサイルまで打ち上げてくれた今日は
憲法9条の制定日だからお赤飯で祝おう!
セールの鰤の切身は土井善晴レシピで
フライパンで照焼きに。
味噌汁は昨夜の牡蠣の土手鍋に豆腐と三つ葉で
リサイクル。
糠漬けはキャベツと胡瓜が丁度。
取り敢えずは朝ご飯は無事に美味しく食べられたニャー







 

2022年11月2日水曜日

バルカン半島音楽 #11セルビア編
Ја урани јутрос рано : Kulin Ban
ルーマニア編にフライイングで載せてしまった”クリン・バン”は
実はセルビアのフォーク・グループ
フォーク・グループと言っても日本のそれではなく
名前の由来、中世のセルビアのクリン・バン王の時代から
現代に繋がる音楽を伝えようとする民族楽器&コーラス・グループ。
その実力はお聴きの通り、バルカン半島全域の音楽まで
取り込んだアカデミックな存在だ。
いや此の曲など隣の国ブルガリアのポリフォニーに
遥か海の向こうアイルランドのケルト音楽の
音階すら感じさせ、我々日本人の琴線に触れる。


狐と狸

やや大き目の鯵の干物に

一夜漬けの胡瓜とイブリガッコ

シメジとサヤエンドウに

お揚げの味噌汁はキツネ風だが

箸置きはタヌキ


 

2022年11月1日火曜日

阿修羅のごとく(1979) :トルコ軍楽曲メフテル











昨日帰途の途中東京駅大丸12階伊勢定の鰻重の竹 

鰻の蒲焼には奈良漬!

此れに私は思い入れが有る。

栃木の少年時代、近くに釜屋という鰻屋があって、

其処に生家は漬物屋だから奈良漬を卸していた。

奈良漬には水飴を使うので、ウチには水飴が大きな缶入りで沢山有った。

子供の頃、紙芝居でしか水飴は買えなかったが、

私は友達をウチに呼んでは割り箸を半分に折って配り、

水飴をタップリ掬い上げて絡め、白くなるまで捏ねる遊びをしていた。

少し大きくなったら、その奈良漬の材料の瓜を

(爪じゃ無いからね)

縦半分に割り、中の種を木べらで掻き取る作業のアルバイトに友達を誘い、

そのお金で栃木は日光があるから一緒に

東照宮、中禅寺湖と遊びに行ったりした。

そんな記憶が鰻を食べると蘇る。


 

バルカン半島音楽 #10セルビア編
Serbian Traditional Music
セルビアは地理的にボスニア・ヘルツゴビナとルーマニア・ブルガリアの間
歴史的に両国に深い関係と言うと聞こえは良いが
攻めて攻められて土地も文化もゴチャゴチャに成っていて
音楽を聴いても、それらの国とよく似ている。
それでもよく聴いてみると、それなりの個性を見つける事ができる。