2020年8月4日火曜日

MUSIC VIDEO傑作選#42
Alex Gopher - The Child 
アレックス・ゴファーはフランスのエンジニア系ミュージシャン
元はベーシストだが歌わないのでヴォーカルは殆どサンプリング。
此の曲はビリー・ホリデーからフレーズを貰っている。
原曲のイメージを全く留めないモダンな曲の構成も見事だが
驚くのはそれに付けた此の映像!
登場人物に街の情景の建物、乗物を全て言葉に置き換え
(良く見ると英語だけでなく日本語や中国語で国籍まで表現)
妊婦を病院に運ぶというスリリングなドラマを構成している。
それぞれのアルファベットの言葉の意味を追うだけで
夢中にさせられ、何度みても飽きない仕掛けだ。
一体誰がこんな事を考え作ったんだ?




2020年8月3日月曜日

MUSIC VIDEO傑作選#41
Donald Fagen - New Frontier
ドナルド・フェーゲンは ジャズとロックを融合させた
フュージョン・バンドのスティーリー・ダンのメンバー
此処でもテンポの良いリズムのせて洒落たサウンドが今聴いても新しい。
監督のロッキー・モートンは、あの人気TVシリーズ
「マックスヘッドルーム」の製作者にして
トムトムクラブやトーキングヘッズに
ジョージ・ハリスン等のMTVも手掛けた英国人監督
”ニュー・フロンティア”はジョン・F・ケネディのメッセージ。
1960年代、核戦争に備えて作られた地下シェルターに遊ぶカップルと
ミロの絵の様な奔放なタッチのアニメーションと重ねて
スリリングに表現している。
その時代の”危なさ加減”は今でも少しも変わらない。



塩鯖の干物定食
野菜タップリけんちん汁
ちょっと浅い糠漬け
納豆にチンご飯。

2020年8月2日日曜日

MUSIC VIDEO傑作選#40
Sade - Cherish The Day(1993)
シャディーのキャリアの中でも円熟期にあたる此の曲
”アンビエント・ソウル”とも言われ
その空気感を映像で表現したのはデレク・M・アレン。
ロケはN.Y.のクラスラービルの近くの高層ビルの屋上。
風にそよぐ彼女の長い髪、そして柔らかなドレスが
モノクロで見事に捕らえられている。




おウチで蟹弁当!
いつもなら東京駅で買って来る此れを
何とか家で食べられないかと酢飯を作り
蟹は気仙沼から冷凍のお取り寄せ
今回は弁当屋と同じ、爪のないやつだ。
解凍は丁寧にして出た汁は、お吸物に。
うーん、これなら大丸地下食品売場のかに家に負けてないぞ。
だいいち、電車の中だと、お吸物は無理だからね

2020年8月1日土曜日

MUSIC VIDEO傑作選#38
David Bowie - Let's Dance
此の曲のアレンジははこ此の頃が旬のCHICのナイル・ロジャース
ファンクながらギターにスティーブ・レイボーン
ボウイにしては最速で全世界で大ヒットし
”時代が、ボウイに追いついた”と言われた。
監督は此の頃ボウイの映像を全て手掛けていたデビッド・マレット。
映画「赤い靴」へのオマージュで、赤い靴をダンスの象徴として使い
オーストラリアロケで原住民と現代文明を対比させた構成は
ディスコアレンジで”俗”と思わせながらも流石のボウイ。
今思えば此の頃、ボウイは肉体も精神もピークだったかも知れない。



筋子定食!
筋子は鱈子よりプリン体が少ないらしいので。
糠漬けは古漬けになったので、カクヤも。
味噌汁はナスに茗荷。
炊き立てご飯に、有明湾の焼き海苔が
ご馳走(^^)